2000-05-08 第147回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
これにつきましては、十年に一回の確率で雨量というものを計算し、流出量、それから流出係数等を計算して、安全計算した上で一秒当たり何立方が流下するというような計算になるわけであります。そういうものを計算した上での大きさで設置しているところでございます。そういう意味で、いわゆる重厚長大なものをつくると当然コストの関係がございます。ですから、最小のコストで最大の効果ということがあるわけでございます。
これにつきましては、十年に一回の確率で雨量というものを計算し、流出量、それから流出係数等を計算して、安全計算した上で一秒当たり何立方が流下するというような計算になるわけであります。そういうものを計算した上での大きさで設置しているところでございます。そういう意味で、いわゆる重厚長大なものをつくると当然コストの関係がございます。ですから、最小のコストで最大の効果ということがあるわけでございます。
それによって、その変わったための対策については先般いろいろ御質問がありましたけれども、私は一つ気になっておりますのは、公共事業をやることによってコンクリート構造物がふえたり舗装がふえる、そのことによって流出係数が変わったり洪水の出方が変わるということがあるのではないのか。
各種データも勉強させていただいたんですが、建設省の方では、このはげ山の場合と密に生い茂った森林のあった場合の流出係数が大体どれぐらいの差が生まれるというふうに見ていらっしゃるか、少しその辺のところを伺いたいと思います。
だから、そういう時期からすると、今もお認めになったように、流出係数というのは、そのはげ山の状態からすれば、森が茂ってくると小さくなって、そしてダム効果というのが生まれてくる、これはこのとおりなんです。だからこそ緑のダムということも言われて、治山治水ということで森そのものを非常に大事にするようにやっているというのは、これは大臣もよく御存じのところであります。
二点目の、流出係数がどうか、こういうお尋ねでございます。流出係数というのは、いわゆる合理式が主なる式で、計算をする際に、降った雨のうちどれだけの部分が出てくるか、こういうことをいろんな事例から経験的に出した数字でございます。同じ土地のところで明確に、はげ山と山地でどう違うかということを比較したデータというのは、残念ながら今まで明確にはございません。
まず第一点は、最近は舗装も進み、鉄筋その他、いわゆる水を吸い込む余地のなくなった東京でございますので、いわゆる流出係数というのが極めて高くなっております。加えて、下水がかなり整備をされておりますことが裏目に出まして、古い時代の、のむ量の少ない、管渠の狭い下水が普及しているという事実もこれあり、大変問題が深刻になっております。
それからもう一点は、ただいまの第一問にも関連をしますが、要するに流出係数を低く抑えるようにするためには、浸透性の高い舗装を普及させるとか、それから公園等に浸透升を設置するなどという技術的な問題も効果があるようでございますので、この辺についてどのようにお考えなのか。 違う質問を一緒にして恐縮でございますが、時間の関係で、以上お尋ねをして、答弁をいただいて私の質問を終わりたいと思います。
中小河川の治水計画といいますのは、その流域の土地の利用の状態というものを勘案いたしまして、計画の雨量でどれだけの水が出てくるかというようなことで計画されておるわけでございまして、降った雨がどれだけ出てくるかという出やすさの指数といたしまして流出係数というものをとっております。
「河川流出係数を増大させないこと。」これらの「要件を総て満たしていることをいう。」と言っておりますが、見沼田んぼの開発について治水問題との関連は非常に大きな問題になっております。そこで私がお尋ねすることは、特に建設省にお尋ねしたいことは、見沼田んぼについて現在の見沼三原則を確保するのかどうか。開発するとすれば、今後の開発基準及び緑地保全基準について明確にお示しいただきたい。
それと、十分な流出係数の計算であるとか、あるいは地形が変わることによってどういう自然の変化が起こるかというようなことの十分な科学的な研究をしないままにある意味では乱開発が行われたということの結果、流量の関係、それから集中豪雨等があった場合に、従来経験しなかったような急激な出水、これは部分的ですけれども、急激な出水や滞水がふえております。
それで、これはなぜこういうことを強調するかといいますと、東京都の都市化が進行しているものですから、たとえばこれは下水道に流れ込む雨水の流出係数、これが実は変更を余儀なくされている。現在使われている流出係数は戦前につくられた係数もあるのです。それから戦争直後のものもあるのです。それで見直しをやっているのですけれども、見直しはごく一部なんです。
○川本説明員 場所によって違うと思いますけれども、一般論として申し上げますと、急峻な山地、非常に勾配の急な山地でございますと、流出係数というのは〇・八ぐらい見るのが普通でございますが、生駒山系といいますか、そういう緩勾配の山地ですと、〇・八から〇・七ぐらいだろうと思います。開発が相当進みました場合には、やはり〇・八ぐらいをとっております。
○馬場(猪)委員 建設省の方はお帰りになりますからまた先にお聞きしますが、通常の開発されていないような山林というのは、普通雨が降った場合にどれぐらいの流出係数になり、そして金剛生駒山系では大体どれくらいの流出係数で見ていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。
、御指摘の、木を植えさしたらどうかという点でございますけれども、確かに木があれば、何といいますか、保水効果といいますか、水を流さないようにするという効果はあると思いますが、やはり宅地開発をやるということは、そういうものとの調整、自然との調整はもちろん必要ですが、やはり有効な宅地をつくっていく必要があると、そこで木を切らなきゃならない場合もあるわけでありますが、そういうものを勘案しながら、つまり、流出係数
そういうふうな形で用地が取得されて開発されるものですから、流出係数といいますか、とにかく水の流れがどんどん速くなって一気に川へ出てくる。だから、中小河川でも破堤するという状態にあるわけですね。
たとえば擁壁をつくります際には、その背面といいますか、裏側には特別の水を通す透水層をつくるとか、あるいは特定の傾斜地におきましてはじゃかご堰堤等を設置しなきゃならぬ、それから計画流出量を算定する場合には一般的な基準以上の降雨量、あるいは流出係数につきましての要件を加重しておるというような状況でございます。
なぜこんなふうになってきたかといいますと、流出係数が大きな変化をしてきたのです。流出係数の変化なんというものは基準財政需要額に出てこないのでしょう。どの川でも同じように何メーター何ぼという計算しかしていないわけなんです。ところが都市周辺におきましては、宅地化の進行に伴いまして流出係数が大変な変化をしてきている。
しかもそれはなるべく早く計画が達成されなければいかぬ、こういうことだと思いますが、しかしそれができてくると、これは専門家の皆さんの用語によると、降った雨が川へ流れ込むそういう流出係数というふうなものもそれなりに高まってくる。
しかし私どもは、先ほどから三十ミリだとか五十ミリと申し上げましたが、三十ミリという雨が降って、それが流出係数が掛けられて量になるわけですが、その辺はちゃんと計画上は考えておるわけです、雨を設定するわけですから。だから、将来下水道が非常に普及するという観点に立っての計画はなされておるわけでございます。したがって計画の方はいいのですけれども、実施のタイミングが合ってないじゃないかという点でございます。
その雨を想定した中で、それから今度は流出係数なり到達時間なりいろんなものの将来をやはり想定しておるということでございまして、まあそういうことで百五十だとか五十分の一だとか二百分の一というのは一応の一つの指標でございまして、結果的にはすべてそういうものが積み上がった計算をしておるということでございますので、計算の手法の過程にすぎないというような感じで私ども申し上げておるわけです。
そういうことで、今回の改定におきましては鶴見川流域の八割程度が将来開発されるであろう、都市化されるであろうという推定をせざるを得ない状況になっておるということを勘案いたしまして、流域のいわゆる流出係数という問題が、今度安全度という問題以外に量をふやすようなファクターが加わわってくるということで、そういうことを勘案して実は二千三百ということになったわけでございます。
この内容は、昭和四十三年六月十八日に、東武鉄道の柏−増尾間において、進行中の四両編成の列車が線路内に流れ込んだ土砂に乗り上げて脱線して、重傷一名、軽傷十七名の事故が発生したのに基づきまして、これは宅地造成地及びその付近の局地的集中豪雨に伴う異常出水によるものであるから、宅地造成工事の施行は地形や表面流出係数の変更ということになるものだから、そういうことをやる場合には、仮排水溝とか流末処理等について十分指導
この主要な原因というのは、河川の流出係数を無視した宅造が進んだところに最大の原因がある、こういう分析をしております。 そこで、宅地開発にあたりましては、基礎的に整備すべき河川流量の問題などを全く無視して宅地化を無計画に進めるというふうな方針では、自治体は絶対納得しません。住民も納得しません。ところが、この法案を見ますと、そういう点につきましての具体的な国の責任が何一つ明らかになっていない。
ここを宅地化しました場合にどれだけの流出係数になるか、それに対してはどういう対策を持っているかということを聞いているのです。
○栂野説明員 流出係数につきましては、大体〇・六ないし〇・七程度を現在とっております。
風水害に対しては、河川の百年周期の最大降雨量に対処し得る整備、特に丘陵地は一時間九十ミリ、流出係数〇・九、このように詳しく取りきめます。 「生きがいのある生活」については、教育環境、児童福祉、心身障害者福祉、老人福祉などを項目として明確にいたします。
貯水機能を失った降水は、地表面を流れ、その流出係数は十倍にも二十倍にも増加いたします。現在一万五千人程度の自治体である小杉町の悩みも要望として指摘されておりましたが、必然的に起こる問題であると考えられます。